児童館へ

今日は、娘の学校帰りに近所の児童館へ行きました。
館内では、健常児の小学生たちが30人ほど、元気いっぱいに駆け回っています。
障害を持つ車いすの子は、娘ひとりだけ。

娘は特別支援学校に通っており、近所に同年代の友達はいません。
近所の子どもたちは、学校から帰ると「ちょっと遊んでくるー!」と飛び出していくのが日常です。
でも娘は、大人の力がないと一人で外へ出かけることができません。

理由はいくつかあります。
坂道や段差を自力で乗り越える体力がまだ足りないこと。
車や自転車、人の往来に気づき、危険を回避する認知力や判断力が弱いこと。(普段から練習はしているのですが)
仮に体力も判断力もついたとしても、今の世の中ではやはり心配です。娘ちゃん、めちゃくちゃ可愛いので(笑)

そんなわけで、私が付き添って児童館へ。
娘は、はしゃぎ回る子どもたちを少し離れたところから眺めています。
私はさらにその後ろから娘を見守る。(がんばれ、話しかけてみるんだ!)

しばらくすると、何人かの子どもたちが娘に声をかけてくれました。
娘はうれしそうに答えます。
でも一緒に遊ぶわけではなく、その子たちはすぐに別の場所へ走っていきました。
背中を見送る娘の顔は、少し寂しそう。(あぁ、切ない…でも負けるな、我が子よ)

やがて娘は一人で折り紙や絵を描き始めました。
あの賑やかな空間で、びっくりするくらい集中して、黙々と作業していました。(娘ちゃん、めげない!強い!)

何度か通えば、少しずつ仲良くなれるお友達もできるかもしれない。
父、これからも頑張ります。

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